ホームページ完成後の更新って、どういうことをするの?

ホームページ(Webサイト)は完成してからが本番

ホームページ(Webサイト)を完成するまでには、企画構成を考え、打ち合わせを通してサイト制作者と認識をすり合わせ、サイトイメージを構築し、契約をし検収・納品を終え、ようやくホームページが完成というケースが多いと思います。

ここまで、依頼者にとって長い道のりかもしれませんが、実はホームページは完成してからが本番です。

ホームページをどのように運営していくかを決めるのは、ホームページの管理者であるあなた自身なのです。

ここでは、ホームページ完成後にどのように管理するのか、どのような更新が必要なのかをご紹介したいと思います。

完成後に管理が必要な項目は、ざっとまとめると4点になります。

  1. サーバー管理
  2. ドメイン管理
  3. ホームページのバージョン管理
  4. ホームページ内のコンテンツ更新

いずれも、サイト制作者と運用保守契約を結ぶことで、代行してもらうことができることが多いようです。

ただし、コンテンツの原稿や写真などの準備、更新の指示出しなどについては、依頼者が受け持つ必要があると思ます。

一般に、運用保守契約とはサーバーやドメイン管理、トラブル対応含むその他ITの専門知識が必要な業務を、年額あるいは月額で契約料金を支払うことで業務代行してもらうことです。

しかし、少し勉強すれば元々ITの専門知識が無い場合でもサーバーやドメイン、ホームページのバージョン管理程度は行うことができると思われます。

レンタルサーバーを借りてサーバー管理

サーバーとは、ホームページを保管する場所とイメージしてください。

レンタルサーバーを利用すれば、例えば月額1,000円程度でサーバーを借りて利用できることケースが多いようです。

サーバーの基本的な管理はレンタルサーバー側で行うので、基本的に月額料金を支払い続ければ他に管理が必要になることはないケースがほとんどです。

少し勉強すれば対応可能ですが、メールの設定など初期設定が面倒な箇所もありますので、サイト制作者に初期設定も依頼できると安心です。

サーバーの管理は、完成後に依頼者が行うことが多いと思います。

ドメイン管理について

ドメインとは、ホームページの住所とイメージしてください。具体的に言えば、ホームページのURLのことです。

ドメインがない状態では、IPアドレス(数字の羅列)を入力しないとホームページが表示されません。したがってホームページを作成する際に、まずはドメインを取得する必要があります。

ドメインの取得は、レンタルサーバー会社のサービスで取得するケースもありますし、お名前.comなどのドメイン管理会社で取得することもあります。ドメインは、安いものであれば年額1,000円程度利用できるケースが多いようです。

ドメインを取得する際は、ホームページと関連性のある言葉のドメインにするのが一般的です。例えば、会社名や代表的なサービス名などです。

ドメインの管理も、完成後に依頼者が行うことが多いと思います。

ホームページのコンテンツの更新

ホームページ(Webサイト)のコンテンツ(内容)の更新が、必要です。

コンテンツとは、企業サイトの場合だと、例えば会社概要や採用情報、サービス内容、商品紹介、会社のお知らせなどです。個人のホームページのコンテンツだと、ブログ形式も多いようです。

サイト内のコンテンツの更新や追加頻度が高いほど、SEOに強いホームページになると言われています。SEOに強いホームページというのは、検索順位の上位に表示されやすいサイトのことを言います。

逆に言えば、コンテンツの更新や追加が全くないサイトは、Googleの評価が上がりにくいサイトであると言えるでしょう。

サービスや商品を開発・入れ替えをしていけば当然更新が必要ですし、経営方針の修正によるコンテンツの追加・修正もあり得ます。

定期的に情報発信するならば、担当者を決めて作業する程度のボリュームや手間も考えられます。この部分は、外注する方法もあります。

外注する先はその内容によって、サイト制作者や記事ライター、何かの調査担当など、多岐にわたって考えられます。

プログラミング言語のバージョンアップへの対応

ホームページで、例えば送信フォームやニュース更新システムなどの何らかのプログラムを構築している場合、そのプログラミング言語自体が、機能の追加や脆弱性を低くするためバージョンアップされることが多いです。

その結果、古いバージョンのプログラミング言語はサポートの対象外となることもあります。

ですので、プログラミング言語のバージョンが更新されたら、それに応じてそのプログラム部分も更新せざるを得ないケースがあります。

一般的に、バージョンアップは5年に1度程度のペースであることが多いようです。

コンテンツの更新を楽にするWordPress(ワードプレス)の導入

CMSとは、コンテンツ管理システムの略称です。

CMSを利用すれば、コンテンツの更新をブログ感覚で入力できるようになります。Webの専門的な知識やコーディング作業が必要が無くなるので、初級者でも簡単に更新することができます。

代表的なCMSとして、WordPress(ワードプレス)というオープンソースのソフトウェアがあります。WordPressは、PHPというプログラム言語で作られていて、無料で導入・利用することができます。

プラグインという追加部品を入れることができて、このプラグインでプログラマーに依頼していた送信フォーム他多くの機能を初級者でも無料で簡単に付けることができます。

サイト構築から公開後のサイト更新まで、サイトの管理が楽になる非常に便利なツールです。導入する際には、最初からWordPressでサイトを作る必要があるため、作成前に制作者と相談して決めましょう。

まとめ

ホームページ完成後は、サーバーやドメインの管理、ホームページのバージョンアップやコンテンツの更新などを行う必要があります。

WordPressなどのCMSをを利用してホームページを作成すれば、機能の追加も更新作業も、おおよそ初級者がブログ感覚でできるケースが多いです。ただし、この設定や利用方法については、サイト制作者とよく打ち合わせをして、更新の作業範囲を決めておくのがベストです。

また、サイト制作者にホームページの更新作業を担当してもらうケースも多いため、業務委託としてサイト制作者と保守更新契約を結ぶ方法も、一般的です。

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有限会社アクアユニット

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他の制作者(会社)がどうなのかはわかりませんが、とにかく説明が分かりやすかったです。専門家の意見は難しくてわかりにくいという先入観がありましたが、全くそんな心配はいりませんでした。

おそらく、ホームページのことを全然知らない人でも理解できるレベルで、そしてこちらの説明しきれない意図をよく汲んでくれたことが、とても印象に残っています。

また、あくまでもサイトのこと、そしてサイトの向こうにいる顧客のことを考えてくれました。

今回はワードプレスで作ってもらいました。最新ニュースだけは、社内で更新したかったからです。

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